長島千恵さん/乳がんと闘った24歳最後のメッセージ

余命1ケ月の花嫁

乳がんチェック

乳がんになりやすい年齢は50代。
乳がんにかかる年代は30代後半から急激に増える。
アメリカでは60代後半から70歳前までにピークを迎える。
今後の日本でも乳がんにかかる60代、
70代での増加が予測される。
そのため、乳がんの検診は40代から受けていくと良い。
最もそれ以前に乳がんに罹患する人もいるので、
「まだ」という前にまず検診を心がけるとよい。

自己検診の時に気をつけてもらいたいたい箇所は
乳房の上部わき側。
乳がんが最も発生しやすい箇所と言われている。
乳がんが発生しやすいのは下部より上部。
最も高いのは上部わき側。
乳頭は7%程度と低いが、分泌物がある場合、
その奥に乳がんがある場合もあるので、医師の診断を受けること。

乳がんは自己検診できるがんの一つ。
自己検診できるがその時期も重要。

閉経前の乳がんの自己検診では
生理後4-5日目くらいが適している。
この時期は最も乳腺が柔らかく、しこりを見つけやすいため。
逆に生理前は乳腺がはっていて、しこりを見つけにくい。
閉経後は毎日決まった日にチェックすると良い。
いつもと違う場合は医師の診断を受けること。

乳がんはその状態によってステージを5分割されている。
ステージ0、1にあたる、しこりが2cm以下で転移がないものは
早期乳がんとよばれ、予後が良好である。
早期の発見は乳がん早期治療のため、重要である。

乳がんというと乳房切除と考えられていたが、
今は乳房温存療法も取り入れられている。
乳房温存療法では、再発させることなく、
乳房を温存させる方法。
乳房温存療法では、乳がんの進行度がステージ0-2、
しこりの大きさが3cm程度の患者にすすめられる。

乳がんは進行が遅いのが特長。
乳がんの治療は手術後の再発・転移を抑制する術後の
治療も大切。
治療法として、化学療法、放射線療法、ホルモン療法などが
あげられる。